memo

宇多田ヒカルがレコーディング前に自分の核に戻るために聴く音楽があること

 

自己啓発本は私が時間をかけて解決してきたものを

たった1分もしないうちに1文で解決してしまうことがあって

何より恐ろしいものはそれに核をつかれて

信じてしまうこと

 

急に寒くなる

顔を上に向け大きく息を吸う

 

富士の麓を流れる水を枯渇した喉に通すように

ぎりぎり無視できないくらいの寒さの空気を肺に入れる

 

いっぱいいっぱいになってしまったことはわかる

でもそれは本100冊を読んだところで

スッキリするような容易いものではない

 

そこに目を逸らさないしんどいものを

求めている

 

いっぱいいっぱいになっちゃったのだから

これ以上増やさないように

静かに向き合っていくこと

絡まった糸は思いっきり引っ張っちゃいけないみたいに

 

ゆっくりと時間をかけて

解いていかなきゃいけない

 

レディオヘッド No Suprises

 

何か大きなことがあっても

反応はしない

静かに涙を流す

小さな幸せを与えながら

うまく付き合っていかないといけない

京都帰り蟹クリームパスタひとり

大学時代の友達に会いに行く

 

終電、品川駅

白色のライトに照らされた夜

自分の物でいっぱいの荷物を背負って

疲れたあしで何かに抗うような感じで

 

どんな音楽も合わない

久しぶりに無音が落ち着いた

 

京都駅に着く

みんなに連絡しても

酔っ払いでまともに連絡はとれやしない

 

四条駅の低い花壇の隅で座って待った

しばらくしてポツポツと知っている顔が

 

馴染みのある友達も

東京にいるのに3年ぶりに会う子

結婚したふたり

大学の時に喧嘩してそれっきりだったやつ

 

全力で抱きしめたい

酔っ払いやつらにカメラを向ける

 

ドラマの最終回を見終わってしまった時のちょっと寂しい感じが

3年間ずっと隅にあったんだろうな

その最終回を超えてくる新しいドラマが始まるみたいな予感

 

こんなわけわからない言葉も

この人たちなら共感してくれるだろうな

 

 

なんちって〜

お盆明けの海にはいっちゃだめなんて知らなかったよ

 

海でクラゲに刺された

クラゲ好きだったのに。

それから布団にくるまっていることが精一杯で

大切な友達の約束を守れなかった。

 

それでもそっとしておいてくれるお友達に

ありがとう。

 

 

みなさん、この夏、いかがお過ごしですか?

小学生の頃では、残暑見舞いの絵葉書を送る季節でしたでしょうか

こちらは、ちょっと目の伏せた鬱っぽい日が続いております。

 

あっ、

 

鬱っぽいこと言わないようにしてるんだった 最近

(ポジティブシンキングと簡単に言えるはなしではない)

(悩みが聞けない訳じゃないし)

 

ただただ、かっこ悪いと思う

 

もう飽きた

 

鬱うつるからやめてやめてやめて

 

ポジティブも無理しててきらい

 

あっちいけ〜

って感じ

 

YOUが真面目な話をしたあとに「なんちって〜」って最後につけてるの聞いて

 

いま自分は、なんちってが必要な時があるのかも

そんな感じ

 

 

 

今日は下品な人のはなしを書きます

 

これは私の友人から聞いたこと。

仕事を効率的にこなす人よりも、

考えたり悩む人の方が自分は気が合うんだ・・・なんて話をしてて。

(わかるわかる)

 

あるドラマ撮影の現場、スタッフの大半が20代から30代の男たち。

休憩時間になると喫煙所で下ネタや風俗の話で盛り上がるそう。

ありきたりで聞いたことあることだけど、この話にはものすごく腹が立った

 

予定されてたドラマの脚本は

(まだ放送が先のドラマだから、内容はできるだけ伏せるね)

彼女ができない男2人の話。

毎話エンディングは、2人が決まった場所で「また彼女出来なかったね」って語るシーンがある。

その最終話のラストでは、そこで友人が主人公をコンサートに誘うっていうシーンだった。

主人公はその返事に「いいの!?」という。

いつも女の子の話ばっかりだったけど、2人の関係も見えて良いラスト。

 

でも実際、ドラマの現場ではその「いいの!?」の後に

「え!もしかして、女の子も!?(的な内容)」

っていう台詞を付け加えたらしい。

・・・

 

ひとこと多いわ

 

そのドラマを書いた脚本家はどう思うんだろう

役者さんはその台詞を言うのは嫌じゃなかったのかな

 

神様、どうか、その台詞が編集でカットされますように。

(これはなんちってじゃ済まされない。全く別のベクトルでしょ)

 

私は現場にはいなかったし、その現場に参加する身分でもないけれど

その話を聞いた時にとても悲しくなった

そのあとちょっとして、とても腹が立った

 

そんな話を聞いた次の日

自分の感情がまた一段とわからなくなって悶々としている

少し気温が下がったのか

クーラーをつけなくても普通に行動できて

多分クーラー好きの人は嫌がるくらい

モワァっとした車で星野源のラジオを聴いていると

社会は正しさを決めるけど

美しさを決めるのは個人、自分だと。

 

ハァ〜

 

ちょっと冷めた夏の太陽

オレンジレンジの曲が欲しくても

似合わない日が続きます

きっとこれが夏の終わりかも

 

なんちって

 

▼これは母が料理教室で覚えてきたメロンパン

焼きたて美味しいほかほか

 

マイペースになりすぎた

帰国して仕事がしたくなった

で履歴書を書いてみた

 

書き終えてみても何か悶々としている

そっから嫌になっちゃって

まだ仕事したくないのかもしれないと

実家の近くのアルバイト先の求人を見たりするも

結局夜までワンピースを見ることだけが日々の楽しみになっていた

 

帰国直後は、このフランスでの感覚忘れないようにしよう!!って

思ってたけどあっさり気持ちはグランドラインに向かうルフィたちへ

 

免許更新とフィルムの現像など、溜まりに溜まっていたものも、

また明日で・・・いいやっみたいな

(自分でこのこと書いていて、腹が立つ、ネガティブは人に伝えてもしょうがない

でも最後まで読んでくれたら・・・)

自分のことで精一杯で母とのコミュニケーションもとれずにいる

 

フランスにいた時の自分を思い出して

このままではだめだ・・・と

今日はギリギリ、受付終了間際の免許センターに駆け込んだ

 

免許センターの講習を受ける教室

久しぶりに晴れた日本の天気

蝉の声と大きな窓、講習所のおじさんの焼けた肌と白シャツに

小学校の夏を感じてしまって

なんだかやる気になっちゃって

 

あっという間にあんなに嫌だった免許更新も軽快に終え

その後、カメラ屋さんに行った。

フィルムの現像を待っている間、本屋さんにも行った。

 

夏の読書コーナーに村上春樹海辺のカフカが置いてあった

でも小説も雑誌も手には取るが、読むかな・・・となって棚に戻し

向かったのは就活コーナー

自己分析、自己啓発本等がどうしても苦手で

正直読んでいる人もなんかな・・・と軽蔑しているところが

私にはある

 

いつも本を買う時、どこか信頼を置いて買うのだけど

この本はダメだ。でもそのダメだって思うところに

自分がダメなところがあるのかもって

なんとなく、疑って読んでみようと思った

 

夢もやる気もゼロでどうでもいい精神が勝っていて

いろいろ逃げてどんどん生活圏を安泰な場所へ

そこから脱するのが怖いけど

このままだと自分嫌いになりすぎる・・・

負けを認める

これでダメでも、何もしないよりまだマシだと信じて

 

お会計する時、セルフレジを使った

表紙のダサさを噛み殺して。

 

あとでこの話を親友に話したら

予想以上に共感してくれて嬉しかった

 

いい23歳最後の日だった

あとでこの本の文句をめっためたに言うかもしれないが

 

ちょっとそれでもワンピースが面白いから観ます

ブログも読み直さないであげちゃう

明日なおすます

おやすみ みんな

▲部屋の乱れは心の乱れ

フランス旅行記4

7月5日(火)

朝7時発ニース行きの飛行機に乗る。

そのために朝4時にパリを出なくてはいけないのだが、

真っ暗な道に数少ないオレンジの街灯でめっちゃ怖い。

予約していたタクシーが到着して、運転手はアフリカ系の人だった。

ニット帽にサングラス、揃えられてない髭で不安になり、

リュックを前でしっかり抱えて乗った。が、結局とても優しい人だった。

空港のターミナルを聞かれてどこかそのことで忘れてしまっていると一緒に確認してくれた。

しかも運転も寝てしまいそうになるほど滑らかだった。

 

予想は1時間で着く予定が30分ほどでオルリー空港というところについて

7時まで2時間半ほど時間があった。

とにかく寒かった。

まだオープンしていない売店からMONAKOという文字と赤い車がプリントされたパーカーが見えて、それを買うか買わないか考えて時間を過ごした。

 

途中自動販売機でリプトンのホットティーを見つけて買った。

こっちのリプトンは日本のリプトンよりも酸味がある気がする。

レモンはなくてアプリコット味。

 

こっちのスーパーにはお茶が売っていないので

帰ったら麦茶か緑茶が飲みたい。

 

寒さと眠さの峠を越えてニースに2時間ほどで到着。

ついに来たニース・・・と声を漏らしてしまうほどそこはニースだった。

迎えるのはヤシの木と燦々と降り注ぐ日光。

寒を凌ぐため首に巻いていたスカーフをとってサングラスをかける。

 

コートダジュール空港からニースの市内まで20分ほどバスに乗った。

空港の敷地内を出ると、真っ青な海と空。

ここに来るためにフランスに来たって強く思った。

パリは16歳の時に来たことあったけど、

知らない場所に行くのってやっぱり不思議な感覚に陥る。

 

バスを降りて少し散歩をして、ホテルに荷物を預ける。

それから街を散策。

パリとはまた違って街はカラフルだった。これがマティスが見た街かと納得する。

気温も高いが視覚の温度も上がるような感じ。

 

ホテルにチェックインして、水着に着替えて海へ

海岸に行くと夕方の5時くらいだったのに人はいっぱいだった

海に入ると流石に夕方で冷えたか、水が冷たくて膝下で断念

でも、海岸に上がると目の前に座っていた老夫婦に「なんで出るんだ、全部入れ!」って言われ、言われるままにひゃーひゃー言いながら海に入る

あっという間に私の足は地面から離れ、広大すぎるニースの海の中にいた

 

こんなにしっかり海を感じたのはいつぶりだろうか

子供の頃に祖父母と母と行ったハワイを思い出す。

実際のその時ことは覚えてない。その時に撮られた写真を見たことがあって、その時感じた印象がグッと再び胸に押し寄せてくる。

さらに不意に飲み込んだしょっぱすぎる海の味で最高潮になった。

隣で1人で泳いでたアジア系の男の人に「最高!」ってグットポーズをした。

多分彼も最高潮だったんじゃないか、めっちゃ白い歯でグットポーズを返してくれた。

1人でも最高潮になれる自分がいたことに今では驚きだ。

 

その日の夜はホテルのクイーンベットを独り占めに寝たのだけど、

日焼けで根がりが打てなかった。

▲ホテルのベランダから

▲ホテルの朝ごはん

フランス旅行記 3

外であびた太陽、乾いた身体に飲む水が沁み渡る感覚と似て

日本にいる時に聞いていた曲をフランスで久々に聞くと美味い

 

こっちの水は硬水、食べるものも基本的にバケットや野菜がメイン

コーヒーもアイスカフェラテからエスプレッソを飲むように

(やっと最近カフェのシステムを理解し始めた)

洗濯物の洗剤もこっちのもので、私の身体は徐々にフランスのもので埋めらていく

部屋から出れば目からも耳からも外国語が入ってきて

話せるわけじゃないけど街の人に話しかけることは怖くなくなった

 

石畳みの道に足腰が参って底の厚い靴を探しに行った時

先にレジに並んでいたマダムにカードを使うならあっちのレジの方が早いって

めちゃくちゃな文法だけど、気づいたら話しかけてたり。

なんとなく通じるだろうとかそう思うわけじゃなく

日本にいる時みたいに行動の選択を反射的に行えるような精神

 

部屋に帰ってきてシャワーを浴びる

自分の日に焼けた肌にたくましさを感じる

フランス人は日に焼けた人ほど夏のバカンスを楽しんだ証拠だと言う

 

ひりつく肌に慣れず化粧水を塗りたぐる

日本から持ってきた化粧水の匂いで日本を思い出すなんて思ってもなかった

麦茶とか蚊取り線香、蝉の声

 

日本にかえったら大好きな人たちとのみたいな

 

▲フランスのビール

うまい

フランス旅行記②

滞在場所は15区でパリの中心部からちょっとはずれたところ。

パリは中心から時計回り、アンモナイトみたいに区分けがされている。

エッフェル塔の上から見た時パリの街並みは

嘘みたいに綺麗に整理、あるいは管理されているかのように思う。

 

そのあとパリで知り合った人から聞いた、

昔パリの大改造計画があったって(学校の授業で聞いた?私は覚えていなかった)

昔は治安が今よりもずっと悪かったから

光と風が入る街にしよう!って。

 

だからか日本だと10分も歩くのを躊躇するのに

フランスだと30分なんて近く感じて1時間くらい余裕で歩けてしまう

ここ1週間の平均歩数は18,321歩。

道は石畳みでサンダルしか持ってきていなかったので

腰が痛い。

明日も歩くために食事をとる。

 

自分の生きる活動を流れる時間の上で出来ることの嬉しさを感じた。

 

来る前は1日何箇所もまわりたいとかって考えていたけど

散歩して寄り道して、疲れたらベンチで一息ついて

それから美術館行くみたいな

 

焦ることはしたくない

 

オランジュリー美術館までの道

犬を連れて散歩してる人をよく見る