宇多田ヒカルがレコーディング前に自分の核に戻るために聴く音楽があること
自己啓発本は私が時間をかけて解決してきたものを
たった1分もしないうちに1文で解決してしまうことがあって
何より恐ろしいものはそれに核をつかれて
信じてしまうこと
急に寒くなる
顔を上に向け大きく息を吸う
富士の麓を流れる水を枯渇した喉に通すように
ぎりぎり無視できないくらいの寒さの空気を肺に入れる
いっぱいいっぱいになってしまったことはわかる
でもそれは本100冊を読んだところで
スッキリするような容易いものではない
そこに目を逸らさないしんどいものを
求めている
いっぱいいっぱいになっちゃったのだから
これ以上増やさないように
静かに向き合っていくこと
絡まった糸は思いっきり引っ張っちゃいけないみたいに
ゆっくりと時間をかけて
解いていかなきゃいけない
レディオヘッド No Suprises
何か大きなことがあっても
反応はしない
静かに涙を流す
小さな幸せを与えながら
うまく付き合っていかないといけない