フランス旅行記 3

外であびた太陽、乾いた身体に飲む水が沁み渡る感覚と似て

日本にいる時に聞いていた曲をフランスで久々に聞くと美味い

 

こっちの水は硬水、食べるものも基本的にバケットや野菜がメイン

コーヒーもアイスカフェラテからエスプレッソを飲むように

(やっと最近カフェのシステムを理解し始めた)

洗濯物の洗剤もこっちのもので、私の身体は徐々にフランスのもので埋めらていく

部屋から出れば目からも耳からも外国語が入ってきて

話せるわけじゃないけど街の人に話しかけることは怖くなくなった

 

石畳みの道に足腰が参って底の厚い靴を探しに行った時

先にレジに並んでいたマダムにカードを使うならあっちのレジの方が早いって

めちゃくちゃな文法だけど、気づいたら話しかけてたり。

なんとなく通じるだろうとかそう思うわけじゃなく

日本にいる時みたいに行動の選択を反射的に行えるような精神

 

部屋に帰ってきてシャワーを浴びる

自分の日に焼けた肌にたくましさを感じる

フランス人は日に焼けた人ほど夏のバカンスを楽しんだ証拠だと言う

 

ひりつく肌に慣れず化粧水を塗りたぐる

日本から持ってきた化粧水の匂いで日本を思い出すなんて思ってもなかった

麦茶とか蚊取り線香、蝉の声

 

日本にかえったら大好きな人たちとのみたいな

 

▲フランスのビール

うまい